日本へ派遣する研修生の数が4月以降、急増している。東日本大震災の影響により、減少が予想されていた日本向け研修生派遣だったが、杞憂に終わったようだ。日本への研修生派遣は、年初3か月が毎月200人程度だったのに対して、4月は600人、5月は500人にまで増加した。8日付ベトナムネットが報じた。
労働傷病兵社会省傘下の在外労働者管理局によると、海外研修生派遣の申請件数のうち、日本への申請が全体の70%を占めているという。
日本への研修生派遣が急増しているのは、大震災以降、中国人を始めとする多くの外国人研修生が途中帰国を選んだのに対して、ベトナム人研修生は日本に残り、残業も厭わず企業の生産活動の復興に尽力したことが、日本企業のベトナム人研修生に対する評価を高めたことが大きい。
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